素敵な思い出

ホワイトデーの小さなプレゼント

20代前半の頃、付き合っていた彼氏がしました。
背が高くて、かっこよくて、とても優しくて自慢の彼氏でした。

 

2年ほど付き合っていました。まだ若くて彼も仕事駆け出しの為お金に余裕があるとは言えませんでした。
それでも、幸せでした。
私の下手な料理に文句を言いながらも、残したりすることはありませんでした。

 

付き合って初めてのホワイトデー、バレンタインのお返しにとくれたのは赤と青のバラを一輪ずつ。
小さな花束をくれました。(2本だから花束とは言えないかもしれませんが)

 

「ブランドものとかあげれなくてごめんね」と差し出してくれたその花束は決して豪華ではないけれど、
どんなブランド品よりも私にはキラキラと輝いて見えました。
恋人からもらう花束が、こんなに嬉しいものだとは全くおもっていなくて。

 

部屋に飾り毎日眺めていました。
不思議なことにどれだけの時間を眺めても全く飽きませんでした。

 

ですが、日が経つにつれバラは萎れていってしまいました。
彼の愛情がしぼんでいってしまうようで、とても悲しくなった私は、赤と青、それぞれの花びらを一枚ずつ取り
ネットで調べて、お気に入りの本に挟んで押し花にしました。
自分がこんなに乙女な一面を持ち合わせていたとは正直驚きました。

 

そして、先日久しぶりに本を読もうと思い本を開いたらその押し花が…。
ドラマチックだな、と思いながら当時の事を思い出し涙が止まりませんでした。

 

彼とは別れてしまいましたが、彼以上に好きになれる人にはまだ出会えていません。もし、大学生の時に出会っていたらもう少し余裕のある付き合いをできていたのになあと思います。

 

身体を鍛えてる人が好き

10年前に飲み会で知り合いました。
私より7歳年下の自衛隊の彼は、体も鍛え、精神も鍛えた、かっこいい人でした。

 

20歳には見えないくらい老けて見えましたが、その落ち着きが私にはヒットでした。
付き合って4カ月がたった頃、彼と私の共通の友だち(女の子)から私はお茶に誘われました。

 

その彼女は、私と彼が付き合っていることを知りませんでした。
彼女は、私に、彼とメールをやりとりしていることを話してくれました。
私はビックリしてしまい、その場で彼女に今の関係を伝えることにしました。

 

今すぐにでも彼の反応が知りたくて、その彼女に彼に『デートの誘いメール』を送ってもらうことにしました。
すぐに返事は返ってきました。
『いいよー』と言う内容に、さらに驚きました。
後日、彼に彼女との関係を聞いたところ『友だちや。』と言われました。
私は頭に血が上っていたこともあり、別れ話を切り出してしまいました。

 

少しは反省してくれるかなぁと言う思いでしたが、彼は言い返す言葉なく私の言葉を受け入れてしまいました。
『やり直したい』と思っても、連絡をとる勇気もなくズルズル引きずってしまいました。

 

そして半年後、彼から連絡がありました。
絵文字マークのメールで文章はありませんでした。
気にかけてくれていたことが嬉しくて、ドキドキが止まりませんでした。

 

しかし、復縁する事はなく、10年経った今も彼のことは気になっています。

 

あのまま付き合っていたら結婚していたのかなぁなど考えることもあります。

 

妄想していると、またドキドキしてくるので、まだ私の心の中には彼がいるのだなぁと感じています。